関口正浩個展「untitled」
このたび、AWASE galleryは、関口正浩による個展「untitled」を開催いたします。
会期は2026年1月31日(土)〜2月15日(日)。
初日1月31日(土) 17時〜20時にはオープニングパーティーを開催いたします。
どなたでもご参加いただけますので、ぜひお越しください。

関口正浩/Masahiro Sekiguchi
DUCA/1940×1623 mm/Oil on canvas/2010
アーティストプロフィール
1984年 東京都生まれ
2007年 京都精華大学芸術学部造形学科洋画コース卒業
2012年 京都市立芸術大学大学院美術研究科博士課程美術専攻油画中退
2022年 逝去
主な個展に、「まばたきのかたち」(2018年、児玉画廊、東京)、「Warped」(2017年、児玉画廊)、「project N 49 関口正浩 SEKIGUCHI Masahiro」(2012年、東京オペラシティー アートギャラリー、東京)、「反転・回転・反復」(2011年、児玉画廊、東京)など。主な展覧会に、「VOCA展2011」(2011年、上野の森美術館、東京)、「LOCA2007」(2007年、京都市芸術大学、京都)がある。
ディレクター 山田康平によるステートメント
関口は、筆を使わず、絵の具を薄く伸ばし、完全に乾ききる前の生乾きの状態で引き剥がした薄い「膜」を、キャンバスに貼り合わせるという手法によって作品を制作している。その方法は、描くというよりも、どこかで起きた出来事を受け取るような制作に近い。作家の身振りは後退し、絵の具という物質と構造そのものが、画面の成立を引き受けていく。
関口の絵画には、いつもどこか距離がある。画面はダイレクトに立ち上がってくるのに、簡単には没入できない。近づこうとすると、かえって画面とのあいだに隔たりがあることに気づく。その距離は、拒絶なのか、意図的につくられた「間」のようなものなのか。果たして。
大型の作品が多く並ぶこの空間では、画面の強さがよりはっきりと現れる。色面は率直で、構造は明確だが、そこに説明的な感じはない。むしろ、こちらが意味づけしようとすると、そのたびに、少し距離を置かれる。その距離のなかで、私は、見たものだけではなく、見られなかったものや、まだ言葉にならない感触にも、自然と意識が向いていく。
関口が追求していたのは、作家の内側に閉じた表現というよりも、作家から離れたところで起きる絵だったのだと思う。だからこそ、ここにある作品も、いまなお誰のものとも言い切れない場所で成立し続けている。
開催概要
関口正浩による個展「untitled」
・会期:1月31日(土)〜2月15日(日)
・時間:12:00〜19:00
・オープニングパーティー:1月31日(土) 17:00~20:00
・休廊:月-火
・入場:無料
・会場:AWASE gallery(新宿)
〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目32−10 松井ビル8F
・主催:AWASE gallery
・お問い合わせ:info@awasegallery.com