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Exhibition

「Spiral Xmas Market 2025」参加のお知らせSpiral Xmas Market 2025

「Spiral Xmas Market 2025」参加のお知らせ<span style='color:black; font-size:14px;display: block; margin-top: 10px; padding-left: 10px;'>Spiral Xmas Market 2025</span>

AWASE galleryは、このたびSpiral Garden(表参道)にて開催される「Spiral Xmas Market 2025」へ参加いたします。
会期は2025年12月19日(金)〜12月25日(木)の7日間。

例年、賑わいを見せているSpiral Xmas Marketに、AWASE galleryは初出展いたします。

会場全体に広がる祝祭的な空気のなかで、アートが生み出す小さな輝きやときめきをお届けできればと思います。

きらめく飾りや温かな灯りとともに、作品との新しい出会いを楽しんでいただけましたら幸いです。
ホリデーシーズンのひとときを、ぜひAWASEのブースでお過ごしください。

アーティストプロフィール

 

井上悠理 / INOUE YOURI

造形作家。東京都出身。

2018年武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科金工専攻卒業、2020年同大学院修了。
自然と人工の境界に生まれる「間(あわい)」の風景を立体作品として表現している。

主な展覧会

2024年
「Art&Graphic exhibition(2024.February)」RECTO VERSO GALLERY/ 東京
「SICF25 EXHIBITION部門」SPIRAL青山 / 東京 

2023年
「造物者 | 日本当代艺术家器物作品展」山上艺术空间/ 中国・福建省
「SICF24 EXHIBITION部門」SPIRAL青山 / 東京

2021年
「some more.」Grand Bleu Gamin / 沖縄

作品・コンセプトについて

一つの風景の中には、さまざまなものが交差し、重なり合いながら存在している。自然や人工物、人など異なる要素が交わるとき、そこには新たな価値や美しさが生まれると考えている。

生まれ育った多摩ニュータウンでは、自然がつくる稜線と都市を象徴するコンクリート建築の直線が共存していた。都市と自然の境界、その重なり合いを起点に、異質なもの同士の「間(あわい)」をかたちにしている。

無機質な素材に有機的なかたちや質感を与える行為は、単なる造形の試みではなく、分断や対立を超えて、新たな関係性や視点の広がりを生むための問いかけでもある。

 


 

澤あも愛紅 / SAWA Amo Aicou

1993 岐阜県生まれ
2017 京都市立芸術大学美術学部絵画専攻 卒業
2019 京都市立芸術大学大学院 美術研究科 修士 課程 絵画専攻 修了

主な展覧会

2025年
「MEET YOUR ART FESTIVAL 2025」AWASE galleryより出展
「Out of the Museum」京都岡崎蔦屋書店 GALLERY EN ウォール
2023年
「柳は緑、花は紅 気積をめくる」熊間
「並んだ時間」京都岡崎蔦屋書店 GALLERY EN ウォール
2022年
「ベールの光景」KYOTO ART LOUNGE EXHIBITION

作品・コンセプトについて

古代の資料や博物館に収められたものから着想を得て、現代的な解釈による絵画を制作しています。支持体や素材の扱いにも目を向けながら、イメージと物質との関係を問い直し、軽やかで不安定な“純粋なイメージ”の存在を探っています。

そうした「収蔵品」のモチーフと並行して、「果物」も描いています。保存され、継承される収蔵品に対し、果物は日常の中にありながら、やがてかたちは失われていきます。その一 過性は、記録として残る収蔵品とは異なる時間軸を示します。

2つの異なる時間の質を持つモチーフを通して、絵画という形式のなかに、かすかな時間のずれや重なりを浮かび上がらせています。 

表現を成立させるための物質的な支持体として、透明なアクリル板を用いています。クリアな支持体は薄く塗られた絵の具に光を透過させ、湾曲した面は描かれたイメージをより軽やかにします。

 


 

下⽥悠太 / Yuta Shimoda

1996年 兵庫県出⾝
2020年 東京⼤学⼯学部建築学科卒業
2022年 東京⼤学⼤学院新領域創成科学研究科修了

建築構造エンジニア。BiomaNer Lab所属。

主な受賞歴

2021.02 東京⼤学⼤学院新領域創成科学研究科社会⽂化環境学専攻 修⼠論⽂賞
2021.03 東京⼤学⼤学院 新領域創成科学研究科⻑賞
2021.09 SICF22 選出
2022.11 KAI Hat&Head Piece Competition 優秀賞
2022.12 COIL Upcycle Art Award 2022 ⼊選
2023.11 Forbes 30 Under 30 2023 「世界を変える30歳未満30⼈」選出

作品・コンセプトについて

折紙の幾何学と構造⼒学を背景に、コンパクトに折りたためる構造や軽量な膜テンセグリティ構造など建築の新たな形態に関する研究・制作を⾏っている。コムデギャルソンnoir kei ninomiyaへのパターン提供など他分野とのコラボレーションも積極的に⾏う。

受賞歴にForbes Japan 30 Under 30 2023「世界を変える30歳未満」など、研究に「DevelopableMembrane Tensegrity Based on Origami TessellaCons」(AAG2023)など、展⽰に「つながるかたち展」などがある。

 


 

関田重太郎 / JUTARO SEKITA

2000年東京都生まれ。
東京藝術大学大学院 美術研究科 建築専攻 金田充弘研究室在籍。

主な展覧会

2024 年
「TOKYO GEIDAI ARTFES 2024」
「SDレビュー2024 」[9/13-9/22]
「大煙突フェスティバル」 [2/25]日立市旧共楽館(日立武道館)
2023 年
「ピザ窯大煙突プロジェクト」 [12/25]日立市JR大甕駅
「第71回 東京藝術大学卒業・修了作品展」 [1/28-2/2]
2022 年
「おおみかアートプロジェクト 星と海の芸術祭」(企画・運営)[8/11-8/28] 茨城県日立市大みか町内

作品・コンセプトについて

アートや建築の設計現場を横断しながら、作る過程そのものを設計対象として捉えている。地域の職人やアーティストと伴走しながら実践を展開する。重機や装置といった仕組みの可能性にも興味がある。

 


 

高瀬栞菜 / Kanna Takase

1994年 大阪府生まれ
2020年 京都市立芸術大学大学院修士課程 油画専攻 修了

主な展覧会

【個展】

2025年
「Read Your Diary」CADAN 有楽町、東京
「After the Same moon | 同じ月を見た、そのあとで」イムラアートギャラリー、京都
2024年
「とおくてちかくて、はなれてかみあう」京都文化博物館別館、京都
「へたなくちぶえがきこえる」SHUTL、東京
2023年
「ほしにためいき」イムラアートギャラリー、京都
2021年
「Walk in a tale」京都岡崎蔦屋書店(京都)

【グループ展】

2025年
「Art Collaboration Kyoto:スペシャルプログラムPommery Prize Kyoto2025」国立京都国際会館、京都
「Pop Bridge:Korea×Japan」Geumsaem Art Museum at Geumjeong Cultural Center、韓国
2024年
「Kyoto Art for Tomorrow2024京都府新鋭選抜展」京都文化博物館、京都
「高瀬栞菜 天牛美矢子 二人展 道端のボトルメール」COHJU、京都
「Emotional Garden」Mozuku Gallery、台湾

【受賞歴】
2025年 Pommery Prize Kyoto 2025 最優秀賞受賞
2024年 Kyoto Art for Tomorrow2024京都府新鋭選抜展 最優秀賞受賞

作品・コンセプトについて

人間の内包されている感情やコミュニケーションでは見透かすことのできない心の内に秘めているものを、動物や植物、モノといった人間以外のモチーフで人間の関係性を描くことで不穏でありながらどこかユーモラスな物語を探っています。

 


 

中田さつき / Satsuki Nakata

1991年東京都出身
2018年武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程美術専攻油絵コー ス修了

主な展覧会

【個展】

2025年
「アビサルパーク」コート・ギャラリー国立/東京
2024年
「風のシッポ」space23 /東京
2023年
「阿保のまま闊歩」アートスペース88 /東京
2022年
「自切の際」space23 /東京
「ビニール・アパートメ ントの一室/中田さつき」コート・ギャラリー国立 /東京

【グループ展】

2025年
「木下令子  中田さつき「Big sleep」 curated by 今井俊介」MASUMI SASAKI GALLERY /東京
2024年
「HOLBEIN ART FAIR 2024」+ART GALLERY /東京
「10周年記念 space23取り扱い作家小品展」space23 /東京
2022年
「絵画展 東風」数寄和 /東京

【受賞歴】
2018年シェル美術賞 2018 新藤淳審査員賞を受賞
2022年 第35回ホルベイン・スカラシップ奨学生

作品・コンセプトについて

隣人の孤独死をきっかけに、死に際やその前後の景色について描くようになった。

経験談を語る者を私は知らない。誰も知らない、憧れにも近い。

朝が来て夜が来るのと同じように、風が吹いてカーテンが揺れるのと同じように、なんて事ない日常の一部として画面に落とし込んでみる。

私は、皆に訪れる平等な未来を描いている。

 


 

丸山咲 / Saki Maruyama

2002年 東京生まれ
2021年 武蔵野美術大学造形学部日本画学科入学
2025年 同学視覚デザイン学科卒業

主な展覧会

2023

  • 山田太朗・丸山咲二人展『モラトリアムジャーニー』
  • THE blank GALLERY 『Group Exhibition EPIC PAINTERS vol.13』
  • THE blank GALLERY 『VIEWS and FACES Vol.3 – 風景と人物-』

2024

  • 渋谷東急プラザ +ART GALLERY 『ART Students STARS vol.3』
  • ギャラリー美の舎 個展『名前を脱ぐ』
  • 長亭ギャラリー 『日常』
  • 麗人社ギャラリー 『shade』
  • galleryTOWED 『窓をあけて、裏白がみえて、』
  • 長亭ギャラリー 入選者グループ展

2025

  • biscuit gallery 『grid4』
  • 2025.6 長亭ギャラリー 受賞者グループ展

作品・コンセプトについて

小説や文芸の中で、場面転換時に使われる *(アスタリスク)という記号があります。
空白行の代わりに扱われ、より視覚的に明確な区切りとして機能します。

私は小説を読むのが好きです。その中で、本筋と本筋の場面転換の間に、過去の断片的な記憶や誰の視点かもわからないような短い文章が、アスタリスクに挟まれて挿入されることがあります。

本筋とは一見関係ないようにも見えるそれは、一瞬瞼を閉じた時によぎる景色や、理由もなくなぜかふと思い出すいつかの記憶に似ています。

私はそれを読んだ時、物語の中でそのたった2、3行の放つ不思議な存在感と、アスタリスクの向こうにある描かれていないものの大きさを確かに感じます。

その感覚が、私にとって重要な気がしています。

今回は空間で展示するにあたり、これまで制作してきた紙にペンで描いたドローイングから趣向を変えて、それぞれの大きさを変えて並べたり、複数のドローイングを切り抜いて重ねたりする試みをしました。

これは、上で語ったアスタリスクに挟まれた断片的な文章のように、一見関連性のないような景色が、並んだり重なったりすることによって生まれる物語性やその間に存在する空白のようなものが視覚的に作れたら、という意図で行ったものです。

それぞれの景色の中にある光と、その間にある何かを少し感じていただけたら嬉しいです。

 


 

概要

「Spiral Xmas Market 2025」

参加作家:井上悠理、澤あも愛紅、下田悠太、関田重太郎、高瀬栞菜、中田さつき、丸山咲

会期(Part3):2025年12月19日(金) 〜 12月25日(木)

時間:
19日(金) / 17:00 〜 19:00
*オープニングレセプション

20日(土)〜25日(木) / 11:00 〜 19:00

会場:スパイラルガーデン(スパイラル1F)

⼊場料:無料(事前予約不要)

主催 : 株式会社ワコールアートセンター
企画制作 : スパイラル
協⼒:株式会社アートフロントギャラリー