「CURATION⇄FAIR Kyoto 2026」
このたび、AWASE galleryは2026年11月5日(木)より京都にて開催される「CURATION⇄FAIR Kyoto」へ出展いたします。
今回の「CURATION⇄FAIR Kyoto」は、京都の歴史ある3つの寺院を会場として開催される特別なアートフェアとなります。
AWASE galleryからは、「本山 妙覺寺」会場にて、梅原義幸、寺尾瑠生、Rediscover project (CACL Inc.)による作品をご紹介いたします。
今回はブース内壁面の設計からデザインし、和室をテーマとした構成にて展開いたします。
ぜひ、皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
ステートメント
「Collage ⇄ Interface」
本展では、コラージュを断片の選択や配置にとどまらず、異なるものが接する境界のあり方を探る表現として捉える。重なり、隙間、接触、反復、切断といった関係の質を通して、断片同士のあいだに新たな意味を生み出したい。
寺尾瑠生は、二種類以上の印刷物を裁断し、編み込むことで、コラージュの最小単位に向き合っている。異なる像は重なり合い、溶け合うように見える。その像の揺らぎやブレには、鑑賞者に複数の解釈や視点を同時に開く大らかさがある。
梅原義幸の半立体作品は、木工職人との協働によって制作される。人や生き物をモチーフとしたアイコニックな像の周囲には、それらを取り巻く「環境」がつくられている。絵画表現だけでは得がたい質感や自由さが、モチーフと物、物と物のあいだに生まれ、それぞれの関係が作品に豊かな個性を与えている。
奥山純一率いるRediscover projectは、異なる陶器の破片から偶然に合わさる形や断面を見つけ出し、金継ぎによってつなぎ合わせる。本来とは異なる正面や天地が生まれることも受け入れ、価値の損失とみなされる「割れ」を再編集することで、断片やその境界が主体となる新たな全体像を立ち上げている。
会場となる妙覺寺は、1378年の創建から648年の歴史をもつ。
一般的なアートフェアの白壁は、作品を際立たせ、周囲の環境から切り分ける背景として用いられる。しかし寺社空間では、中立的な背景であるはずの白壁が、寺社と作品を隔てる強い意味をもつ物体となってしまう。
本展では、白壁よりも薄く軽く、不均質なムラがある古建具によって壁面を構成することで空間と作品の境界を曖昧にしている。寺社空間を通して作品を見ながら、作品を通して寺社空間や庭を見る。その往復のなかで、寺院に積み重なった時間と現代の表現が交差していく。
各作家の作品と空間、そしてその境界面が連関し、相互に行き来することで見える風景を通して、ここでしかできない鑑賞体験を示したい。
アーティストプロフィール

「untitled」/サイズ可変/紙にアクリル、拡張フレーム/2026
梅原義幸 / Yoshiyuki Umehara
1997年 群馬県生まれ。
2020年 多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業。
現在、東京都にて制作。
主な展覧会
【個展】
2026年
「豊かな関係」/ AWASE gallery、東京
2025年
「Surface」/ ARTDYNE、東京
2024年
「ものと私」/ ARTDYNE、東京
2023年
「透明な鏡」/ Night Out Gallery、東京
「山の日」/ ARTDYNE、東京
2022年
「FACE」/ GALLERY ROOM・A、東京
「持って戻る」/ ARTDYNE、東京
【グループ展】
2026年
「Studio Edit」/ AWASE gallery、東京
「B→A」/ AWASE gallery、東京
「極寒芸術祭2026」/ 雪杜野外美術館、北海道
2025年
二人展 岩崎奏波「交換ノート」/ ARTDYNE、東京
「極寒芸術祭2025」/ 雪杜野外美術館、北海道
「grid4」/ biscuit gallery、東京
「Collectors' Collective vol.8」/ 京都蔦屋書店、京都
「9 stories ep.2」/ 阪急メンズ大阪 Contemporary Art Gallery、大阪
2024年
「Draw Lines & Shapes in My Maps」/ T&Y gallery、ロサンゼルス
「A CHANCE FOR A LINK」/ 下北沢アーツ、東京
二人展 石井海音「やまびこ」/ ARTDYNE、東京
2023年
「ARTNAGOYA 2023」/ 名古屋観光ホテル、名古屋
「Into the Unknown」/ YK Presents、ソウル
「Opening Group Exhibition 2023」/ Bluey Bluey、Norwich, UK
「Asyl」/ アートかビーフンか白厨、東京
「Idemitsu Art Award 2023」/ 国立新美術館、東京
【受賞歴】
2023年
「Idemitsu Art Award 2023」 入選
2020年
「多摩美術大学卒業制作展2020」 優秀賞
作品・コンセプトについて
ふと風景や物、雨や風などの現象を見た時、私はたびたび顔を思い浮かべることがあります。
その顔は物固有にこれを見たらこういう顔であると存在する物でもなく、イマジナリーフレンドのような私自身の中に固定して存在する顔でもありません。物の存在と私という存在の間に存在するものです。
物に見つめられる感覚、物や空間から気配を感じ取ること、それは一体何故なのか。物と私の関係について私は考えます。

「Untitled」/1325×855×31 mm/レーザープリント、和紙、木製パネル/2026
寺尾瑠生 / Rui Terao
2003年 鳥取県生まれ。
主な展覧会
【個展】
2026年
「流れた面を掠め取る」/ 京都蔦屋書店、京都
2025年
「増殖」/ Artglorieux GALLERY OF TOKYO、東京
【グループ展】
2026年
「AWASE gallery 1st Anniversary」/ AWASE gallery、東京
「Studio Edit」/ AWASE gallery、東京
AWASE gallery × ISETAN THE SPACE グループ展「Surface Grammar」/ ISETAN THE SPACE、東京
2025年
「ART LOUNGE PROJECT #6」/ LE METTE ADELINE、岡山
2024年
「ART SESSION」/ 銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM、東京
「AaP2024 Towards The Future」/ roid works gallery、東京
2023年
「One FACE 2023」/ roid works gallery、東京
【ART FAIR】
2026年
「ART FAIR TOKYO 2026」
「MEET YOUR ART FESTIVAL 2026」
2025年
「MEET YOUR ART FESTIVAL 2025」
「ART FAIR ASIA FUKUOKA 2025」
作品・コンセプトについて
主に国外に流出した日本美術品の表象をインターネットを通じて収集、印刷したイメージを裁断、織り込む手法で制作を行う。
既存のモチーフ同士が混ざり合うことで発生するオリジナリティ、膨大な時間をかけて織り込むことによる、複製物への一回性の付与などコラージュによる新たな絵画表現を考えている。

「one mesh 141024」/W230xD240xH245 mm/九谷焼、漆/2024
Rediscover project (CACL Inc.)
2023年
規格外九谷焼の回収・再活用実験開始
九谷焼事業開始
株式会社CACL設立
主な展覧会・沿革
2026年
「We Are All Fragments -私たちは、みんなカケラだ-」
(CACL × AWASE Gallery/東京)開催
2025年
国立工芸館にて箸置き・陶片皿を期間限定販売
《シェイプド・バイ・メニー》(金沢21世紀美術館、石川)参画
「ぶどうの森蒸留所」テラゾーカウンター制作
LIXIL × 永山祐子建築設計との共同プロジェクト発表
ハイアット金沢との5周年記念オブジェ制作
パルファム ジバンシイとのコラボレーション発表
プロダクトブランド「KAKERA」ローンチ
「CACLジョブスクエア in 小松マテーレ」開設
2024年
永山祐子建築設計との協働によるテラゾーベンチを玉川髙島屋S・Cにて公開
「すべてのものとダンスを踊って―共感のエコロジー」(金沢21世紀美術館、石川)出展
「NAKED 夜さんぽ」(那谷寺、石川)出展
「迷宮への介⼊」(Mikke Gallery、東京)出展
「Rediscover Project」発足
九谷焼巨匠・武腰敏昭氏壁画《望郷》救出プロジェクト開始
クラウドファンディング「Stand with NOTO」にて総額22,152,000円達成
「ミラノサローネ国際家具見本市」(ミラノ)出展
「TOKYO CREATIVE SALON 2024」(東京)出展
能登半島地震を受け、「Stand with NOTO」プロジェクト始動
障害者就労支援事業所「CACL Factory」開所
プロジェクトコンセプトについて
母が難病によって社会から分断される姿を目の当たりにしたことをきっかけに、2012年に障害福祉事業を行う会社を創業。北陸を中心に20拠点以上を展開し、2022年に事業を譲渡。
2023年には、担い手不足や事業継承に課題を抱える伝統工芸と障害福祉を掛け合わせた事業を展開する株式会社CACLを設立。九谷焼の窯元を訪れた際、規格外品として破棄される陶磁器片を目にし、その姿が、障害のある人が社会から切り離される状況と重なって見えたことから、陶磁器片の活用に関する実験を開始した。
2024年元日に発生した能登半島地震の時には、破損した九谷焼をつなぐ取り組みを通じて、被災した輪島塗職人に新たな仕事を生み出し、CACL内に仮設工房を設置。
現在は、陶磁器片をはじめ、使えなくなったものや役目を終えた素材を活かした表現活動や商品展開に取り組んでいる。
2025年、Forbes JAPAN「カルチャープレナー30」の一人に選出。
開催概要
展覧会名: CURATION⇄FAIR Kyoto
AWASE gallery ブース: 妙覺寺06(本山 妙覺寺 会場)
参加作家:
梅原義幸 / Yoshiyuki Umehara
寺尾瑠生 / Rui Terao
Rediscover project (CACL Inc.)
会期日程:
2026年11月5日[木]〜 11月8日[日]
11月5日[木] 14:00 - 18:00(プレビュー※招待制)
11月6日[金] 11:00 - 18:00
11月7日[土] 11:00 - 18:00
11月8日[日] 11:00 - 17:00
会場:
本山 妙覺寺
大本山 妙顕寺
本山 本法寺
公式HP:https://curation-fair.com/kyoto2026
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▼ご来場にあたっての注意事項
・会場内でのご鑑賞: 歴史的建造物(寺院内)での鑑賞となるため、建物内では靴を脱いでご観覧いただきます。
・お手荷物について: スーツケースなどの大きな手荷物の持ち込みはできません。
また、会場内に手荷物を預かるロッカー・クロークのご用意はございませんのでご注意ください。
・器具のご利用: 会場の構造上、ベビーカーおよび車椅子はご利用いただけません。